絵や画像を活用する


■絵と画像を活用しよう

 私たちが生まれ、成長する中で、絵や画像など、つまり、目から入ってくる形の情報と、文字を理解することは、どちらが先でしょうか?
 また、私たちが進化する過程の中で、形の情報と、文字、どちらが先だったでしょうか?
 これは、ノートに絵と画像を活用することの意味を教えてくれます。
 私たちにとって、絵や画像は、文字よりもはるかに「わかりやすい」ものです。生き物として、そうなのです。
 文字は、世の中にある現実を置き換えた記号です。ですので、文字を理解する、ということは、必然的にいくつものステップが必要になります。
 それに対し、絵と画像は、見た瞬間にそれが何かわかります。そして、同じスペースであっても、文字よりもはるかに多くの情報を教えてくれます。
 ですので、ノートには、できるだけ絵と画像、さらに言えば図があるといいのです。
 これは、社会や数学で特に有効です。
 社会では、ただの暗記よりも、絵や画像、図を使ったイメージや関係性をとらえたほうが有効です。
 そして、数学でも、関数のグラフや、図形などはもちろんのこと、文章題などでも、そこで与えられた情報を図にすることで、遥かに理解しやすくなります。
 実際に、数学が得意な人に話を聞くと、彼らの「イメージで理解する力」の高さに驚かされます。
 仕事の上でもそうですね。言葉だけでは複雑なことでも、概念図を使うことで一気にわかりやすくなることがあります。
 少し話は変わりますが、このことは暗記をするときにも非常に役に立ちます。
 円周率(3.1415… のやつです)暗記の世界チャンピオンだった人が紹介していた暗記法として、自分の部屋をイメージし、そこに並んでいる家具をビジュアル的にイメージしながら、そこに情報を当てはめていく、というものがありました。
 これは、ビジュアルイメージを暗記に結びつけることで、ただの数字よりも覚えやすく、また忘れにくく、さらに言えば、思い出しやすくなる、というものです。
 ことほど左様に、私たちはビジュアルによって助けられます。
 あなたも、ぜひノートに、ビジュアルを取り入れていってください。