とても大事!ノートの取り方


■実は大切なノート

 学生時代、そして、社会人になってから、皆さんはどのぐらいノートを活用していますか?
 近年では、ベストセラーになった、東大生のノートを紹介した本や、方眼ノートの活用を紹介した本。
 また、アメリカ、コーネル大学のメソッドを採用したノートなどが発売され、ノートの大切さ、そしてその効果を実感している人も多いのではないか、と思います。
 そもそも、ノートとは、授業や講義で聞いた内容をまとめ、記録しておくもの。
 記録だけなら、録音や録画をしておけばよさそうなものですが、実際には、ノートをまとめることによって、ただの記録だけではない、多くの素晴らしい効果があります。
 とはいえ、まだまだノートについては、「きれいに書きなさい」という程度の指導しかされていないこともあります。
 ノートを活用することで、学習効果が何倍にもなり、ひいては大きな成果をつかむことにもつながります。
 こちらでは、ノートの効果から、より良いノートの取り方までを紹介していきます。ぜひ、あなただけの素晴らしいノートを作り、大きな成果を手に入れてください。

■ノートは脳の生き写し

 皆さんのノートを見直してみてください。
 どのように書かれていますか?
 整然と書かれていることもあれば、ぐちゃぐちゃになっていることもあるかもしれません。
 ノートに書いてある、字のきれいさを指摘された人も多いかもしれませんね。
 ノートのことを考える時、まず、ノートの書き方で自分の個性がわかる、ということを外しては考えられません。
 誰にとっても最高のノートの取り方というものはなく、自分の個性、脳の傾向によって、良いノートは変わるのです。
 皆さんのノートをもう一度見直してみてください。
 ポイントは、ノートのページを見開きで見た時、その中の情報がどれぐらいの時間で頭に入ってくるか、ということと、ノートを取った時の情景がどれぐらい浮かんでくるか、ということ。
 より早く頭に入ってきて、かつ、その時の情景がより多く思い出せるノートほど、あなたになったノートです。
 どんなに整然と、綺麗に、色分けして書かれていたとしても、情報が入りにくかったら、それは良いノートとは言えないかもしれませんし、傍から見たらぐちゃぐちゃであっても、それを見ることで自分の頭の中が整理されたり、たくさんのことを思い出せたりするなら、それは素晴らしいノートということです。

■ノートにまつわる誤解

 ところで、皆さんはこれまで、ノートについて、どんな指導をされてきましたか?
 きれいに字を書き、整然とまとめ、場合によっては色分けをして…
 こんな指導ではないでしょうか?
 友人やクラスメートのノートを、「模範」として紹介されたこともあるかもしれません。
 ですが、これらは、ノートを効果的にとるための技術の「かけら」であり、全てではありません。
 大切なことは、これらの「かけら」を、いかにあなた自身の個性に合わせてカスタマイズしていくか、ということです。
 これが十分に理解されず、これまでは、画一的な「きれいなノート」の指導がされてきました。
 ですが、それは合う人もいれば、合わない人もいます。そしておそらく、合わない人の方が多いのでしょう。
 だからこそ、小学校や中学校で、ノートを取るのがあまり好きでない人の方が多いのでしょう。
 先程紹介した、東大生のノート、ではありませんが、本当にいいノートは、自分自身でわかりやすさを追求し、工夫されたノートです。
 「あの子のノートはきれいだから、マネしなさい」
 そんな誤解に基づいたノート指導は、もうやめましょう。
 誰がわからなくても、自分自身がわかればいい。成果につながればいい。それが、ノートなのです。

■ノートは究極の自己満足

 まとめると、ノートは自己満足でいい、ということです。
 その自己満足が、求める結果につながっていなければ、それは問題ですが、つながっているなら、どんなノートだったとしても、他に人に何かを言われる筋合いはありません。
 ぜひ、自分なりのノートの世界を作り上げていってください。